東福寺の塔頭「光明院」で 重森三玲作の枯山水庭園を鑑賞してみませんか?

更新日:2022年5月2日

光明院は「虹の苔寺」とも呼ばれる東福寺の塔頭(たっちゅう)の一つです。白砂と苔に点々と石組みを置いた重森三玲作の「波心の庭」で有名です。


<外観>

東福寺 光明院

京阪電車の鳥羽街道駅から約5分(500mほど)、東福寺の南門からも歩いて5分ほど、東福寺の塔頭 (たっちゅう) の一つ光明院へ到着です。周辺はお寺と住宅が立ち並ぶ静かなエリアです。

東福寺 光明院

<参道>

東福寺 光明院

どのような庭園が広がっているのか、期待が高まりながら参道を進みます。


<入口>

東福寺 光明院

この日は受付にどなたもおられなかった為、志納料300円を箱に納め庭園に向かいました。


<庭園> 波心の庭

東福寺 光明院

「波心(はしん)の庭」です。昭和十四年(1939年)の重森三玲の作で、洲浜形の枯池の三尊石組を巧みに配し、光明院という寺号にちなんで、三つの三尊石から差す光明を直線的に石を配置することで表現しています。背後はサツキやツツジの刈り込みを設けた枯山水の庭園になっています。


東福寺 光明院

庭園は広く、様々な角度から見ることが出来ます。 この日は他の拝観者の方が少なかったこともあり、じっくりと眺めていました。


東福寺 光明院

他の庭園と比べ石の数がかなり多いですが、乱雑な感じはせず整然としていて迫力を感じます。

東福寺 光明院

<堂内>

東福寺 光明院

方丈の中にはいくつかの個室があり、部屋の中でくつろぎながら庭園を拝観することが出来ます。


東福寺 光明院

色々な場所に趣のある設えがあり、方丈内をくまなく回りたくなります。

東福寺 光明院

東福寺 光明院

床の間の掛け軸と一輪挿、趣があります。


東福寺 光明院

かなり前ですが、JRの「そうだ京都、行こう」のポスターに使われていた場所です。同じようには撮影出来ませんでしたが、とても良い眺めでした。


枯山水庭園を色々な場所や角度から眺めることが出来ます。途中疲れても個部屋がある為、くつろぎながら眺めることも出来ます。またそれら個室の雰囲気もとても良いです。 街の喧騒から離れ、非日常感を味わい方は是非とも訪れてみてください!


アクセス

 


<基本情報>

住所 京都市東山区本町15丁目809
アクセスMap
URLkomyoin.jp
営業時間 7:00頃~日没
拝観料志納(300円くらい)
電話番号 0755617317
駐車場 有(東福寺駐車場利用)